十七日、秋田市中通の明徳館ビルで障害者らが共同運営しているコーヒーショップ「仲こまち」に全日本自動車産業労働組合総連合会(自動車総連)から業務用小型製氷機が贈られた。
各自動車総連(約七十万人)は組合員一人二百円の福祉カンパを基に、社会貢献事業を展開している。少しでもノーマライゼーションに協力できればと、自動車総連秋田地方協議会の石井議長は本年度の支援対象に「仲こまち」を選び、仲こまちの要望に基づき業務用小型製氷機を贈ることにした。費用は設置工事費を含め約三十一方円。「オープン以来、最も欲しかった設備だが、高価であきらめていた。夏を前に大きな励ましをいただいた」と仲こまちの関係者は感謝していた。
コーヒーショップ「仲こまち」については過去の記事もご覧下さい。
(秋田魁新報 2005年5月19日より)
|