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(まちづくり)
「福祉のまちづくり」が
大曲市街のバリアフリー調査を実施

 

調査の様子です 市街地
調査の様子です バスの車内
市街地のバリアを調査
バスでの移動をチェック

大曲仙北地区で活動する「福祉のまちづくり」(大曲市・奈良 克久 代表)が7月24日(土)午後1時から午後5時まで、大曲市内の施設のバリアフリー調査を以下の通りに実施しました。

過去の記事「福祉のまちづくり」について

主旨 障害当事者の視点から私たちの住む地域の住環境・公共の建物・交通機関などにおける障害(バリア)を調査研究し、その改善に取り組むことで誰もが住みやすいまちにすることを目指します。
調査方法
(1) 大曲市の施設を3グループ(1グループは車椅子使用・視覚障害の方々とボランティアで構成)で調査
(2)

幅・高さ、傾斜などの計測や、障害当事者の実際の利用により調査

(3) 障害当事者でなくとも高齢者疑似体験セットを用い、「バリア」を体験しながら調査
調査対象
(1) 大曲市の施設や循環バス、またバス停から目的地までのバリアについて
(2) 各施設について駐車場・入り口・昇降設備・トイレ・案内について
調査結果

 バリアフリー化されていても、実際に障害当事者が利用してみないと分からない部分までは配慮が行き届いてないところがあったと思います。また、せっかく点字ブロックがあっても、その上に物を置いていたり、車椅子専用駐車場に車椅子使用者でない方が駐車していたりと「意識の低さ」を感じるところもありました。

 しかし、「バスの乗り降りから目的地までの移動」に関しては危険な箇所もありましたが、そんなに難しくはないということが分かりました。 バリアフリー化は施設によってまちまちでしたが、整っているところは問題なく利用できました。

 このような調査をこれからも続けていき、地域の人たちにもっと関心を持ってもらいたいと思います。

障害者「福祉のまちづくり」会

大曲市飯田字川堰東182-2 いきいきサロンえみのくち 内 
電話0187-62-6766

                  




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