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(心)
「心のセーフティーネット」を設立
自殺予防対策を強化
  家庭内暴力や病苦など自殺につながるさまざまな問題に対応するため、県は各種相談機関でつくる「心のセーフティーネット」を設立して自殺予防対策の強化を図ります。

 心のセーフティネットには、県や県警、市町村の社会福祉協議会、県貸金業協会など官民38の相談機関が加わる予定。孤独や絶望感など心の悩み相談、父子家庭の困りごと、倒産した中小事業主の相談など、内容を分類し、専門とする機関が相談に応じます。

 県健康対策課は「自殺を思い立つほど問題が深刻化する前に、相談で心の悩みや苦しみを和らげることが大切。相談への適切な対応は、自殺予防にも直結するという認識を持って取り組みたい」。

 自殺に至りかねない悩みを抱えて精神障害を負った人に対しては、県内50の医療機関が相談に応じる体制が整っており、今後はネットと連携していくことになります。

(12月20日/秋田魁新報より)



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