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(バリアフリー)
“垣根”なくなり開放感
県本庁舎5、6階をオープンスペース化
 8月22日に始まった秋田市の本庁舎5、6階のオープンスペース化工事が9月24日までにほぼ終了。廊下と各課の間の壁を取り払い、訪れた人と職員がやりとりできる低めのカウンターを設置しました。職員には「慣れるまで時間がかかりそう」といった声がある半面、来庁者からは「明るい雰囲気で職員にも接しやすくなった」と歓迎するという反応が出ています。

 オープンスペース化は正式には「開放型執務室整備事業」といい、壁という“垣根”をなくし、課内が見えるようにすることで「開かれた県政」を県民にアピールするのが狙い。平成14、15年度の2年間で約3億7400万円かけ、県の主な庁舎で実施。最初に着手された本庁舎5、6階には壁の代わりに秋田杉を使用した高さ1メートルのカウンターを設置。課ごとに高さ0.76メートルのカウンターも設け、車いすの人たちも利用しやすいようにするなどバリアフリー対応としました。

 本年度の工事は本庁舎と秋田地方総合庁舎を対象に10月いっぱいで終了。来年度は秋田を除く7地方部の庁舎で行う予定。知事室や幹部の事務室、会議室などは職務の関係上、オープン化しない方針。

(9月25日/秋田魁新報より)




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