高齢者や障害者を招いて行う能代工高生徒会主催のイベント「みんなのバスケ2002」が8月31日、能代市総合体育館で行われました。イベントでは秋田県内外の老人保健施設や小規模作業所の入所者、養護学校の生徒ら約450人が生徒と一緒にゲーム観戦やシュート体験などを楽しみました。
イベントの幕開けは、全国身障者大会3位の実績を持つ宮城マックス(宮城)と、北東北選抜チームによる車いすバスケットボールの試合。競技用車いす同士が激しくぶつかり合うプレーはスピード感にあふれ、試合が進むにつれて盛り上がりを見せました。
試合後は、観客と生徒が一緒に綱引きや長縄跳びに挑戦。また、同高バスケットボール部の選手たちとペアを組んでのシュート体験コーナーは行列のできる人気ぶりで、参加者たちはあこがれの選手のパスを受けながら笑顔でコートを走り回っていました。
この日は、会場のいたる所に案内役の生徒たちが立ち、訪れた障害者や高齢者の観戦をサポートしました。
(9月1日/秋田魁新報より)
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