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(美術)
華やかな色彩 秋田市で浅井力也展
会場の写真1 会場の写真2

 脳性マヒを抱える少年画家、浅井力也(17)の個展「生命の賛歌 浅井力也の世界展」が秋田市文化会館で開催されました。
 浅井力也は出生時にへその緒が首に絡まるアクシデントで脳性マヒになり、4歳で治療のために両親と共にハワイに移住。絵の具に関心を持ち、間もなく絵を描き始めました。ハワイ美術院展に6歳で初入選して以来、日本の小学校国語教科書(学校図書)の表紙を飾るなど才能を発揮しています。

 浅井の作品展は秋田県では初めての開催。代表作65点が展示されているほか、ビデオや写真も公開されました。浅井が描くのは抽象性の高い作品から具象的な作品まで幅広く、鮮烈で豊かな色彩と斬新なフォルムで描く大胆な画風は音楽的な律動を感じさせ、迷いのないタッチが特徴と評されています。(8月10日、4日/秋田魁新聞より)



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