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秋田市で「夢と希望のコンサート」
秋田市身体障害者福祉大会(秋田市など主催、今年で26回目)が6月30日、県社会福祉会館で開かれました。

今年のテーマは「新世紀 幸せ広げよう 身障協の輪と絆」。

身障者のバリアフリーと自立意識を市民に正しく理解してもらおうと、重度の障害を克服して社会復帰を果たした人や社会の発展に尽くした人を表彰したあと、体験談を発表。会員同士がさらなる結束を誓い合いました。

また、身障者で編成する「さしあたって楽団」やボランティアスタッフによる定期演奏会「夢と希望のコンサート」も開かれ、約200人が手作りコンサートの演奏を楽しみました。

「さしあたって楽団」は、中通リハビリテーション病院に入院していた故阿部信雄さんがリハビリを兼ねてハーモニカを始めたのをきっかけに結成。1980年から毎年コンサートを開催しています。

コンサートでは、映画「千と千尋の神隠し」のテーマ曲や民謡などを演奏。特別養護老人ホーム大平荘や秋田いなほ会福祉作業所の入所者も鈴やタンバリンを担当して演奏に参加し、和やかな雰囲気のコンサートを盛り上げました。
(7月1日/秋田魁新報・読売新聞秋田版より)



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