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秋田市ボランティアセンターで
「外出応援!運転ボランティア講座」
 秋田市ボランティアセンターでは年に5回、「外出応援!運転ボランティア講座」を開いています。これは、車いすを乗せることのできる軽乗用車(移送車)の操作方法や車いすの介助法などを学ぶもの。8月22日は秋田市の老人福祉センターで開かれ、参加者が実際に車いすに乗ったり、介助したり、車いすを移送車に乗せて運転するなどの実技が行われました。

 講座では始めにビデオ「やさしさをハンドルにこめて」を視聴。移送ボランティアに取り組む人たちと利用する人たちのレポートからは、利用する人たちがボランティアの力を借りて外に出ることを楽しみにしている様子が伝わってきました。

 次に、車いすの操作方法を学び、参加者は実際に車いすに乗って廊下を通り、エレベーターに乗って3階から1階へ。さらに老人福祉センターの入り口から外に出て歩道を通ったり、横断歩道を渡るなどの実技を行いました。そして、運転ボランティア役が車の後部ドアから車いす用の折りたたみ式スロープを引き出し、車いすを軽乗用車(移送車)に乗せ、車いすをベルトで固定。後部に車いすの人を乗せている以外は何も変わらない軽乗用車をゆっくり運転して運転ボランティアの役割について一通り学びました。

 秋田市ボランティアセンターによると運転ボランティアの必要性は高まっており、特に作業所や施設からの依頼が多いとのこと。「ボランティアには多くの女性が取り組んでいらっしゃいますが、運転ボランティアの場合は男性も気軽に参加していただけるのが特長。車いすの介助法を知っていれば、どなたでもできるボランティアです」

 お問い合わせは、秋田市ボランティアセンター(電話018-862-9774)までお願いします。



写真1 動かさないときは必ずブレーキを。ブレーキをかけていないと、ちょっとしたスキにすぐ後ろに動いてしまいます。

写真2 スロープを下りるときは、介助する人が後ろ向きになってゆっくりと下ります。。

写真3 段差を上がるときは前輪を浮かせて足をかけてゆっくり下ろして段に乗せ、段差の角に向かって力を入れて押し上げます。

写真5写真5写真6 後部ドアから折りたたみ式のスロープを出し、車いすを押して乗り込んでベルトで固定します。


(BFN会員 T.S)


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