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心のバリアフリーに効く本を紹介します。
写真1
14の心をきいて

つちだよしはる(土田義晴)作・絵 PHPにこにこえほん 定価1200円(税別)
(簡単な内容紹介)
「くまの ゴンタは、
耳の 聞こえにくい こどもたちの
学校に やってきました。
ケンカばかリしていた ゴンタは、
いっしょうけんめいな 先生や
ともだちを みているうちに、
心を ひらいていきます。」(表紙裏より)

十四の心をやさしい心の耳で聴いて・・・・
・・ピン!ときた方もいるのでは?そうです、
「聴」という漢字をよ〜く見てみると...ね。
作者のやさしいまなざしにあふれたすてきな絵本です。
4、5歳から読めるので、子供から大人まで楽しめます。
聞こえる子も、聞こえにくい子も、みんなともだち!
伝えようとする気持ちをやさしくうけとめられる人が
一人でも増えますように。

(BFN会員 菅原)



お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい。
向野幾世著
この本は、復刻版です。脳性小児麻痺の子どもと母親の話です。昔、紹介されたのを少しだけ覚えていました。ノンフィクション。覚えている人、いるでしょうか。小川宏ショウで、森昌子が涙を流しながら歌ったのを。 脳性小児麻痺の子がつづった詩です。

(簡単な内容紹介)
ごめんなさいね おかあさん
ごめんなさいね おかあさん
ぼくが生まれて ごめんなさい
ぼくを背負う かあさんの
細いうなじに ぼくはいう 
ぼくさえ 生まれなかったら
かあさんの しらがもなかったろうね
大きくなった このぼくを
背負って歩く 悲しさも
「かたわな子だね」とふりかえる
つめたし視線に 泣くことも
ぼくさえ 生まれなかったら
ありがとう おかあさん
ありがとう おかあさん
おかあさんが いるかぎり
ぼくは生きていくのです
脳性マヒを 生きていく
やさしさこそが 大切で
悲しさこそが 美しい
そんな 人の生き方を
教えてくれた おかあさん
おかあさん
あなたがそこに いるかぎり

(BFN会員 茂木)



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