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(ユニバーサルデザイン)

包装デザイン、容器に工夫 食料品にもUD

キューピー研究所の包材チームは、白内障を疑似体験できる特殊眼鏡で、高齢者に多いといわれる白内障の疑似体験をした。 商品の特徴を知ってもらおうと工夫してデザインされていたはずのマヨネーズのパッケージが、 実は白内障患者の視力では文字が読みとりづらかったことを知り、 今年2月から高齢者世帯を意識した包装デザインに変更した。

高齢者だけの世帯が多くなった昨今、年齢、身体能力を問わずに誰でも使いやすいデザイン「ユニバーサルデザイン(UD)」の発想を取り入れた包装や容器が脚光を浴びている。以下のようなUD商品も発売されている。

ハウス食品
ミネラル水「六甲のおいしい水」
工夫:ボトルの肩口に漢字で「水」の凹凸のある文字を彫り込んだ。
結果:目が不自由な人も触るだけでわかるようになった。
サントリー
天然水「南アルプス」
工夫:2リットルボトルの同部にくぼみをつけた。
結果:手の小さい女性や子どももつかみやすくなった。
味の素
レトルト食品「お粥さん」シリーズ
工夫:パッケージの白抜き文字から黒字に、栄養表示などの文字を大きくした。
結果:売上が二倍に伸びた。
(2005年4月14日 秋田魁新報より)

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