県立盲、聾学校、秋田、勝平両養護学校のPTA会長らが21日、
構想中の「県こども総合支援エリア(仮称)」の
早期実現を求める要望書を県知事と県教育長に提出した。
構想では、秋田、勝平両養護学校を統合した、「総合養護学校」と、
盲、聾学校の3校を秋田市上北手の南ヶ丘ニュータウンに移転・建設する。
盲、聾学校の移転は一部で疑問視する声もあるが、両校のPTA会長は、
県教育庁から交通手段確保へ向けた対策や、盲、聾学校を独立校舎とするなどの説明があり、
当初の不安が解消されつつあるという。
4校ともに老朽化が激しく、この計画が消えた場合の方が怖いと聾学校の会長は語る。
関係者は24日、県議会議長にも要望書を提出する。
(秋田魁新報 2005年11月22日より)
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