パプアニューギニアの教育視察団が二日、秋田市新屋にあるの栗田養護学校を訪れた。
視察団のメンバーは同国の若手教員と教育行政担当者。
一行は、小中高等部の授業を約1時間見学、その後開かれた児童生徒たちとの交流会に参加した。
児童たちは授業で練習している歌やダンス、相撲の実技で歓迎。
中学部の生徒たちは、よっちょれ音頭に合わせた「ヤートセ」を踊った。
これに対して視察団一行は、パプアニューギニアの伝統的なダンス「コカトゥ」を披露。
白い鳥を狩る様子を示すこのダンスの輪に児童生徒たちも加わり大喜びだった。
児童生徒たちは、「どんな言葉を話すの」などと質問。
「約860の言葉があり、家族や友達と話す際はピジン語という共通語を使う」との答えに驚いた様子だった。
一行は先月三十一日に本県入り。八日まで滞在し、小学校などを訪問する。
(2005年6月3日 秋田魁新報より)
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