秋田市の建設会社、英明工務店は来月から、
同敷地内で、元気なお年寄り向けの下宿「ルーミングハウスの」運営を始める。3月末の完成を目指して内装工事の仕上げ段階。
4月上旬にも内覧会を開く予定。
- 規模:木造2階建て 460平方メートル。
- 定員:9人。
- 入居条件:自分で身の回りのことができる健康なお年寄りで、集団生活を楽しめること。
- 居住スペース:個室8畳洋室(キッチン、風呂、トイレ、洗面所、ベッドや小型応接セット、テレビ、洗濯機、冷蔵庫完備)
- 入居者負担額:15万円(家賃7万円、食事5万円、共益費3万円)、水道光熱費別途実費。
建物内は完全バリアフリーで、車いすの人も暮らせるようにエレベーターを設置。
入居者が体調を崩した場合は同社従業員や、同敷地に暮らす社長とその家族らが対応。
1日3食の食事は、食事は食堂でとる。(外部の業者が下宿で調理)。
談話室にはカラオケセットを置き、地域の人たちとの憩いの場としても活用する予定。
有料老人ホームに似ているが、老人福祉法が定める「常時10人の老人を入所させる」という要件を満たしていないため、
県への届け出は不要。通常の下宿として自由に運営できるメリットを生かしたい構えだ。
(2005年3月27日 秋田魁新報より)
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