本荘市の県立ゆり養護学校で、3日、16年度公開授業が行われ、市内や由利郡内の小中学校、県内の特殊教育学校の教諭ら40人が参加した。
小学部、中学部、高等部がそれぞれ授業を公開し、このうち小学部では、児童同士のコミュニケーションを目的とした「合同遊び」の授業を公開。
会場となった体育館では、新聞紙や段ボール箱を使った遊びのスペ−スが設けられ、子どもたちは学年や障害の程度にかかわらず、遊びを通して交流を深めていた。
公開授業は、特別支援教育に関する情報発信や教員同士の意見交換を目的に毎年実施されている。
この日は、小中高の各分科会に続き、秋田大教育文化学部大城教授が「軽度発達障害の子どもの理解と支援」と題して講演した。
(2005年2月6日 秋田魁新報より)
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