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(障害者スポーツ)

日本代表コーチが指導 アーチェリー強化練習/秋田市

県アーチェリー協会は、8、9の両日、秋田勤労身体障害者体育施設(秋田市)で強 化練習を行った。高校生37人と車いすの競技者5人が参加。強化練習は高校生を対象に毎年行っているが、平成19年開催の第 7回全国障害者スポーツ大会「秋田わか杉大会」を見据え、身体障害者の選手を初めて交えた。

シドニー五輪・日本代表コーチであり、兵庫では障害者指導の経験もある五百蔵(いおろい)さんが指導にあたった。 約30メートル離れた的を射抜く練習を中心に実施。 3月に全国高校選抜が控えている高校生には、練習で失敗した原因を考えさせ、 車いすの競技者には構えなどをアドバイスしていた。 五百蔵(いおろい)さんは「ハンディを考えると遠慮がちになる。ハンディを考えずに指導している」と語った。

車いすでの競技を始めて3年になる佐藤学さん(天王町)は「僕らは練習が週1 回と少ない。高校生のフォームや腕の使い方を見るだけで参考になる。3、4人 でやるより張り合いがある」と刺激を受けた様子で語った。

(2005年1月10日 秋田魁新報より)

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