視覚障害者と健常者の情報格差を解消しようと、6日、「視覚障害者情報機器と日常生活用具展示会」が、秋田市の県社会福祉会館で開催された。県内の視覚障害者やその家族が、拡大読書器、音声化ソフト入りパソコン、遮光眼鏡などに実際に触れて体験した。
最近は、パソコンを使いインターネットで情報を得る視覚障害者が増えているという。吉野館長は「視覚障害者は情報を得る機会が少ない。展示会を通して、いろいろな機器があることを知ってもらいたい」と語った。
展示会はきょう7日も行われる(午後9時〜午後3時まで)。
この展示会は、昨年から県視覚障害者福祉協会と県点字図書館が共同で開催している。
(2004年11月7日 秋田魁新報より)
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