２４日、「きらめき就職面接会」（ハローワーク秋田主催）が秋田ビューホテルで開かれた。この面接会は障害者の雇用促進を目的として、４年度から年２回開かれている。

今回は求職者約１３０人の参加に対し、参加した企業は県内の金融や医療機関などから１８社。求人数は各社とも１、２人であった。各企業のブースで、人事担当者と参加者が面接を行なった。人気企業の前には長い列も。

障害者雇用促進法では、全従業員に占める障害者の雇用割合を１.８％以上とするように定めているが、県内企業の雇用割合は１.５％に留まっている。

ハローワーク秋田に就職登録している障害者は５８０人（８月末）。本年度（４−８月末）就職した人は５０人に満たない。「景気の持ち直しとともに、障害者雇用に前向きな企業も増えつつある。一層の理解を求めていきたい」とハローワーク秋田の担当者は話している。

（2004年9月25日　秋田魁新報より）