秋田市新屋の秋田公立美術工芸短期大学(石川
好学長)で8月28日、「バリアフリーワークショップ」が開かれました。
講座は大学の夏休みを利用して、市民に授業を体験してもらおうと、同大学が開いている市民体験講座の一環として行われたものです。疑似体験を通してバリアフリーについて理解を深めてもらうのが狙いです。
ワークショップには親子連れなど6人が参加しました。 参加者は疑似体験用具や車いすを利用し、高齢者や妊婦の日常の動きを模擬体験。
会場内15ケ所に設けられたチェックポイントで階段の昇降、車いすに乗ったままでのドアの開閉などを行いました。 その後、施設の使い勝手などの調査結果をリポートにまとめました。
能代市から父親と参加した桜庭裕子さん(渟城小学校4年)は「疑似体験器具を付けると、想像以上に体の自由が利かなかった。特に階段の手すりがつかみにくかった」と話していました。
(8月30日 秋田魁新報)
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