障害者など人々が共生できる社会について考える「人にやさしいまちづくりinあきた」が3月27日、秋田市の秋田県ゆとり生活創造センター「遊学舎」で開かれ、神戸芸術工科大助教授で精神科医の香山リカさんが講演しました。
香山さんは「バリアフリーの言葉が広まった一方で、自分とは違う存在と排除する社会になりつつある」と指摘。「具体的な悩みもないのに『生きづらい』と嘆く若者が多いことと無関係ではない」と持論を展開し、「いろんな人達が理解しあって共生していくしかない」と訴えました。
続いて、障害を持ちながら教師やレーサーとして活躍する3人がパネリストで登壇し、香山さんと意見交換しました。
(3月28日/読売新聞より) |