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(語学支援)
言葉の壁持つ子供を手助け
〜「日本語ネット」発足
 海外からやって来た子供たちの日本語学習を支援しようと、秋田県内の日本語ボランティアたちが「秋田県こどもの日本語ネットワーク」を設立、本格的な活動に向け準備を進めています。「来日したばかりで日本語が分からない」「高校に進学したいが日本語に自信がない」などの悩みを持つ児童生徒はもちろん、学校側の相談にも応じることで、多方面から子供たちを応援する予定。

 ネットワークは、秋田市などのボランティアが中心となって設立。秋田市のほか、本荘、男鹿、能代などで日本語支援にかかわってきた約20人が賛同し、会員に加わりました。日本語を母語としない子供たちに日本語を教えたり、教科の勉強を支援する一方、子供の受け入れに戸惑っている学校側の相談にも応じ、要望があればメンバーが学校へ出向いて子供の日本語学習を支援します。

 県内の小中学校に在籍する日本語を母語としない児童生徒は2003年5月で70人。学校によって支援の程度にはばらつきがあるほか、言葉の問題から授業についていけず悩む子供も少なくありません。
(12月11日/秋田魁新報より)



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