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(自立支援)
秋田市で「引きこもり」フォーラム
 引きこもりからの自立支援をテーマにした「秋田フォーラム」が秋田市の県生涯学習センターで開かれ、悩んでいる本人やその親らが講演を聞いたほか、グループに分かれて悩みを話し合いました。

 秋田、青森、岩手にまたがる「北東北若者の自立を支援する会」の主催で、秋田県開催は初めて。初めに全国引きこもりKHJ親の会代表が「引きこもりの現状と課題」と題し報告しました。「引きこもりに悩む人は全国で160万人にも上る。統合失調症や神経症、慢性疲労症候群などの病気に起因するものもあるので、周囲がその背景をしっかり把握し、対応していくことが大切だ」と強調。「ともに話し合うことで自分の子との微妙な“距離感”が分かるし、何よりも元気になれる」と助言しました。

 「長信田の森心療クリニック」(山本町)は「引きこもりからの旅立ちをいかに支援するか」をテーマに講演。「本人が心のよりどころとする“関心世界”を親がつかむのが大切。関心を共有しながら、その世界を広げる手助けをしてほしい」と話しました。
(12月1日/秋田魁新報より)



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