秋田県内の盲・聾・養護学校の子どもたちによる「スマイル・ステージ2003」が秋田市文化会館で開かれました。第1回県特殊教育学校文化祭のメーン行事のひとつで、出演者と観客合わせて約1000人が参加しました。
比内、能代、大曲の3養護学校は、日ごろ取り組んでいる太鼓演奏やミュージカルなどを熱演。息の合った響きや、ユーモアを交えた演技に大きな拍手が送られました。最後は、舞台と客席が一体となって大合唱。各校が練習してきた童謡を一斉に歌う音楽遊び「わらべうたは十二単」でハーモニーを楽しんだ後、手話や手拍子などを交えて楽しく体を動かしながら「世界に一つだけの花」を歌いました。
ステージ発表に先立って行われた文化祭開会式では、県特殊教育学校文化連盟会長が「特殊教育学校や特殊学級で学ぶ子どもたち一人ひとりが輝きを放つとともに、交流の輪を広げてほしい」とあいさつしました。
（11月30日／秋田魁新報より） |
