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(まちづくり)
秋田市で中心市街地再生フォーラム
 中心市街地再生をテーマとした「まちづくりフォーラム」が開かれ、地元商店街の衰退の原因や、活性化の方法などを模索しました。

 フォーラムには行政関係者や学生らが参加。日本政策投資銀行の藻谷浩介参事役が「デフレ時代の街づくり 秋田県下の実情を踏まえたそもそも論と対処策」と題して講演。「中心市街地の空洞化は『住む人』の減少や、企業や病院、役所などの転出に伴う『来る人』の減少、新しい出店者を受け入れない地権者に大きな要因がある。家賃を下げるなどして出店しやすい環境を整え、復興に成功した街もある」などと述べました。

 パネルディスカッションでは、鹿角市花輪新町商店街振興組合、観光商業研究会きたうら(角館町)、横手市市街地活性化対策室の3人がパネリストに。地元の実情や活動内容に触れ、「商店街の存在意義を出したいと、毎月のようにイベントを行っている」「住む所を大切にしたい気持ちが、角館の古い街並みと、観光客の集客につながっている」「右手で郊外を開発しながら、左手で商店街対策をやっている感じで、歯がゆさがある」など意見を交わしました。

(11月26日/秋田魁新報より)



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