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(託児支援)
千畑町が幼保一体を特区申請
 千畑町は10月8日、幼稚園と保育園の園児を一緒に教育・保育できるよう「幼保一体的運営特区」を国に申請しました。幼保一体を目指す特区の申請は県内初。

 現行法では、学校教育法に基づく幼稚園は文部科学省、児童福祉法に基づく保育園は厚生労働省の所管。このため、施設や職員など様々な点で合同活動に支障が出ているのが現状。特区申請は少子高齢化が進む中、一体で教育・保育を行い、子どもたちの触れ合いや交流の機会を確保するのが狙いです。

 町内には、町立幼稚園と町立保育園があり、同じ場所に同じデザインで新築。昨年は両園の間に子育て支援センターを建て、ハード面での一体化を準備。職員は幼稚園教諭と保育士の両方の資格を持つようにしたり、運動会などの行事も一緒に行っています。

 特区が認められれば、幼稚園と保育園を分けることなく、年齢ごとに合同保育が可能に。千畑町教育長は「集団教育にはある程度の規模が必要で、一体化は子どもたちにとってメリットは大きい」と話しています。

(10月9日/読売新聞より)



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