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(視覚支援)
ないーぶネット導入で
点字図書館の貸出数がアップ
 利用者減に頭を悩ませていた秋田県点字図書館の貸出数が急増しています。全国の点字図書館とインターネットで連携したことが大きな要因のよう。

 図書館は県内唯一の点字図書館。利用者が直接足を運ぶなどして蔵書を確認して注文する仕組みだったが活字離れがすすみ、貸出数はこれまで右肩下がりでした。

 一昨年からは全国約250の施設をインターネットでつなぎ、常時情報交換が出来る「ないーぶネット」を導入。利用者はないーぶネットに登録することで全国の施設から読みたい本の有無を確かめ、取り寄せられるようになりました。

 点字は中途失明者には習得が難しく人気が下がっていましたが、音声によるCD-ROM版の図書(デイジー図書)が普及してきたことも貸し出し増に影響しているといいます。

(6月16日/朝日新聞より)

ないーぶネットhttps://www.naiiv.gr.jp/



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