秋田県は平成15年度から、住宅から生活に不便な段差などを取り除くバリアフリーに加え、介護を考慮した「ケアサポート住宅」(仮称)の指針づくりに取り組みます。
ケアサポート住宅は、高齢者や障害者を家庭内で介護することを想定したもの。住み慣れた家で安心して暮らしてもらうとともに、介護する側の負担を軽減した住宅や、それに備えた可変性の高い住宅づくりを考えます。
この「みんなで考える秋田の住まいづくり勉強会」は秋田、大館、横手の3会場で開催。昨年度もNPO法人「秋田バリアフリーネットワーク」と連携して勉強会を開催。今回はバリアフリーを共通テーマとし、障害者や高齢者の疑似体験や現場見学も実施。大館会場は「住まいの快適性」、横手会場では積雪が多いことを踏まえ「秋田らしい住まいづくり」を合わせて検討。出された意見を基に、来年度に新・改築の指針をまとめ、普及を目指します。
(6月2日/読売新聞より)
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