能代市のタクシー会社「第一タクシー」が介護保険事業者資格を取得し、5月から県北では初の「介護タクシー」の運行を始めました。
これまで介護保険の適用外だった介護の必要な人たちの通院や外出時の車の乗降介助に保険適用が認め、片道千円の費用のうち自己負担は1割で済むようになったことを受けた取り組み。これまでも障害者らへのサービス提供に着目し、車いすのまま乗れるタクシーや救急車を再利用した寝台車福祉タクシーを運行。2級ヘルパーの乗務員を養成したり、体の不自由な人のサポートに力を入れてきました。
今回の介護タクシーサービスは、ケアプランで利用が必要と認定された要介護者が対象。料金は通常のタクシー代と各種介助の利用料。ヘルパー資格を持ったタクシー乗務員が乗車して、降車の手伝いや着替え、トイレの介助などにもあたっています。
(5月9日/朝日新聞より)
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