内容へのリンク  

> トップページ > 秋田県内の話題のバックナンバー一覧 > 2003年のバックナンバー > 秋田の話題の詳細



(心)
「心のセーフティーネット」始動
 自殺予防を図る「心のセーフティーネット」がスタートしました。
 県内38の民間や公的相談窓口が連携を強化、必要に応じて医療機関を紹介します。県内の自殺者は昨年、2年ぶりに500人台を突破。県健康対策課は「心の悩みや苦しみを和らげ、自殺者を1人でも減らしたい」と話しています。

 相談機関はこれまで、独立した形で経済や家庭、教育などの相談に応じてきました。ネットワーク化により、さらに専門的な相談機関を紹介することがスムーズに。精神科や心療内科、小児科などの医療機関も2次相談機関として参加。自殺につながるうつ病患者への早期対応も期待されます。

 相談は無料。
 孤独や絶望など心の悩み、倒産した中小企業、金融の困りごと、介護や家庭問題など高齢者の悩み、人権問題、女性の性関連被害、健康や精神保健相談、職場での心の健康づくり、青少年や子供の心配ごと、障害者の困りごと、父子家庭、犯罪・暴力・迷惑行為・災害・覚せい剤、交通事故、消費生活など。

 相談窓口の問い合わせは県健康対策課(電話018-860-1423)か県内の各健康福祉センターへ。

(1月21日/秋田魁新報より)



2003年のバックナンバー一覧に戻る